ブレントン・ウッドが60年代に残した7インチはどれも最高。言葉遊び風のキャッチーなサビが耳に残るナイス・ナンバーで、アレックス・チルトンも90年代にカヴァーしていましたっけ。B面は彼のもうひとつの持ち味であるセンチメンタルさがよく出た泣けるミディアムです。ぐっすん。※A面最後に少し目立つノイズあり。
のちに「One Toke Over The Line(人生の道)」というヒット曲を出す男性デュオのデビュー・アルバム。A&M制作、ニック・デカロのアレンジということでソフトなサウンドかと思いきや、こちらはアーシーな要素をはらんだ完全なバーバンク風サウンド。ハル・ブレイン、ジョー・オズボーン、ジム・メッシーナ、ジム・ゴードンらがレコーディングに参加です。見過ごされているとしたら是非、もう一度注目してほしい一枚。※DJ盤白ラベル。
ブレンダ・ラッセルと、その夫ブライアン・ラッセル(白人)のセカンド・アルバム。デヴィッド・フォスターらLAのAORシーンから協力を得て制作された76年のファーストと比べると、よりアーバンでメロウに、サウンドの爽快感もグレード・アップ。それが如実にわかるタイトル曲や「That’s All Right Too」の洒脱なグルーヴ、仲睦まじいデュエットが良いですねぇ。この後彼らは離婚してしまうのですが…。なにしろファーストより断然レアな人気盤です。※センターレーベルにDJスタンプ。
80年代以降、一流のブラコンシンガーとして過ごすブレンダ・ラッセルのデビュー・アルバム。当時の夫ブライアン・ラッセル(白人)と、デヴィッド・フォスターらLAのAORシーンから協力を得て制作されました。コンセプチュアルでドラマチックな内容を持つ傑作。「Gonna Do My Best To Love To You」の流れるような16ビート最高です。
60年代に「Street Noise」など、イギリスのモッド・ジャズ・ロックを代表するアルバムをリリースした二人が、年月を経て再び共同作業に取り組んだリユニオン・アルバム。時代の変化を敏感に採り入れつつ、決してレイドバックではないグルーヴィーなアルバムを作り上げました。「Rope Ladder To The Moon」はたそがれどきに聴きたい名曲です。
73年の「Closer To It」から「Straight Ahead」をはさんで75年の本作へ。この時代がオブリヴィオン・エクスプレスの絶頂期のひとつ(彼らは現在も現役です)だということに異論は無いと思います。スタジオ・セッションを一発録りしたという爆裂ジャズファンクの「Brain Damage」、ジェフ・ベック・グループから合流したクライヴ・チェアマンの提供した人気曲「Foolish Girl」など、今また気持ちよい時代になってます。
充実したメンバーで行った74年の北米ツアーから、ハリウッドの「ウィスキー・ア・ゴーゴー」でのライヴを収録したアルバム。「Vol.1」の後に、今度はその倍の2枚組というヴォリュームでリリースされたという経緯は異例と言えば異例。こちらの方が彼らの代表曲、人気曲が揃っています。ベーカー・ブラザースあたりを聴いていると、ブリティッシュ・ジャズファンクの源流としてのブライアン・オーガーを強く意識せざるを得ません。
オーストラリアの有名SSW。もともとしゃがれ声の持ち主で、Ronie LaneやLitte Feat的なところがあります。本作はNigel OlssonやらSteve Kipner、Kathy Collierらも参加したLA録音。AORというにはちょっと抵抗がありますが、サウンドの組立はモダン。むしろBarry Mannの「Survivor」とかに近い感じです。
87年作品ということを一瞬忘れてしまうオーガニックでメロウな「The Some Of Our Parts」にコロリ。ヒッピーイズムを実践する頑固さが、音楽を“あの時代”で真空パックしていました。ナイーヴで味があって。やわらかい歌とやわらかいメロディ。こちらはやわらかどころか、もうメロメロです。ここには、ある空気が充満しています。6曲入り。
いつまでも「ビキニのお嬢さん」ではないのだと、60年代後半から彼のポップメイカーとしての新たな道のりが始まります。自作曲も交え、ポップス・シンガーとしての本領も守りつつ、一歩、その先の音楽に踏み出す勇気がサウンドにみなぎっています。プロデュースはその良き理解者デル・シャノン。「Gypsy Woman」がここからヒットしました。
「ビキニ・スタイルのお嬢さん」でかつて一世を風靡した彼。60年代後半を迎え、ミュージシャンとしての取り組みが自覚的になってゆき、60年代の終わりに60年代ポップスにさよならを告げるような、こんな愛情あふれる傑作を残しました。ちょっとくすんだ色合いに、かえって深い思いが滲みます。「I’m Gonna Make You Love Me」を聴いてください。
ひねりの効いたポップスを聞かせる複雑系のUKシンガーソングライター。最もアーティスティックで手の込んだ作りになっているサード・アルバム。組曲のような構成になっているタイトル曲や、都会的な胸キュンポップの「Every Roman Knows」など、期待を裏切りません。アルバム全体通して、作品としても最もまとまりのある出来映えです。
ひねりの効いたポップスを聞かせる複雑系のUKシンガーソングライターを代表する一枚。イギリスのマッドなポップメイカーのセカンド・アルバム。トッド・ラングレンや初期のピーター・スケラーン、ルパート・ホルムズなどが好きな人は間違いなくこれは好き。ひねりの効いたポップス。演劇的な演出も素晴らしい!
イギリスのトッド・ラングレンといってもいいような美しいメロディーに、複雑なコードや、気のきいたアレンジはポップス・ファン、ネオアコファンもグッとくる、最高の一枚です。これは彼のファーストです。ニッチなくせに踊れてしまうA-1「Clog Dancer」とにかく聴いて!※ジャケ左上に分類用のステッカーあり。
88年に出された初のソロ・アルバム。プロデュースに名を連ねたのはラス・タイトルマン、レニー・ワロンカー、ジェフ・リン、アンディ・ペイリー、そしてエクセクティヴ・プロデューサーとして当時、ブライアンの復帰を支えたドクター・ユージン・ランディら。中でも公私にわたり音楽面で彼を支えたアンディ・ペイリーの存在の大きさに要注目です。アナログでぜひ持っていたい名盤! 超名曲「Love And Mercy」そして隠れ名曲「Meet Me In My Dream Tonight」など、あらためて感慨深い一枚。※DJSTOC(FC)はジャケ下部にある金文字の刻印。