ブラック・ガレージ・ロックとして定評のあるサヴェージズ。ここでも「ワーオ、ワーオ」や「ギャー」連発のいかれたロッキン・ビートは絶好調。たぶんこれがファーストでしょう。ルイス・ジョーダン・ファンからソニックス・ファンまで、誰もが愛せる最高のやんちゃ系突進R&B。では、とりあえず一曲目「Bip Bop Bip」に合わせて、「アギャー!」。
80年代のボストンに突然現れたリアル勘違いなワイルド50年代風R&B黒人シンガー! やつが歌えば、みんなが狂う! ハリウッド、テキサスなどでのライヴを収録した本作は、彼の魅力が120%詰まってます。一曲目はもちろんこいつのテーマ曲「Bloody Mary」! ノンストップで「Rockin' The Mul In Kansas」へ。あーしびれる。現在、80年代のバレンスの音源って、CDでは入手出来なくなっているんです。もったいない!
ロックンロールやビッグバンド・ジャイヴで踊りたい、という若者が増えてくるにつけ、こいつに脚光を、という気持ちが募ります。ダサいジャケの暑苦しい黒人ロッカーですが、その切れ味の良さは最高! セカンド「Dig Yourself」もいいですが、このサードもお忘れなく。数年前の来日ライヴを見逃して悔しい思いをした人も少なく無いはず! 最高!!!
アコースティック・コンボによるジャジィでドライヴ感一杯のカントリーミュージックがブルーグラス。ライヴやラジオ出演を活動の場として出来上がっていった40年代から50年代のストレートで生き生きとしたこの音楽の魅力を満載した傑作アルバム。Herman, Ernest, Henry三兄弟によるバリア・ブラザースは、このジャンルのパイオニア・グループの一つ。
ペリー・ボトキン・ジュニアとのコンビでのちに作曲家/アレンジャー/プロデューサーとして大成するバリー・デヴォーゾンのデビュー・シングル。もちろん総合音楽家として、ではなくて、ヤングなアイドルシンガーとして屈託の無いホワイト・ドゥーワップを歌ったものでした。しかし、A面ではしっかり曲作りにも参加。甘くて若い声に、意外な魅力を感じます。
ジャケを見てもわかるように、子供に向けた歌を集めたアルバムで、テクニックもものすごく本格的なオトナ達(ギター+フィドル+ベースが基本形)が、ひょうきんさ丸出しの演奏を繰り広げます。相手にしている子供が言葉を発する前の幼児だからかも。アカペラで輪唱したり、お芝居がかった様をくりひろげたり。へんてこなアイデア一杯。なんかモンドな気持ちにもなります。
ファースト・アルバムのオリジナル。のちにAristaから別ジャケで再発されますが、このBell盤は、まったく売れなかったため、結構レア。ランバート、ヘンドリックス&ロスを完璧に再現した「Cloudburst」ベット・ミドラーでも知られる「Friends」(マーク・クリングマンとバジー・リンハートの共作)をはじめ、もちろん内容も素晴らしい! プロデュースはバリー自身と彼を発掘したロン・ダンテ。A面冒頭には2歳のバリーとおじいちゃんによる微笑ましいやりとりも入ってます。
俊英ドラマー、バリー・マイルスのハードバップ・アルバム。スタンダード無し、全曲自作というあたりにも自信と野心がみなぎっています。チャーリー・パーカーに捧げた「Once There Was Bird」など、感情表現も巧み。また、本作にはピアノでデューク・ジョーダンが参加(編成は3管のセクステット)。リリカルなプレイで、気合いが先走りそうになるドラマーを優しく支えています。※ウォーターダメージはジャケの右上にたわみと薄いシミ。
エド・サリヴァン・ショウにも度々登場したイスラエル系アメリカ人の美人姉妹。英語で歌うアルバムに、キップのいいスイング盤があると気付いたのは最近でした。これがいいのなんの! 「Around The World」の颯爽とした飛翔感も彼女たちならでは! 「Who's Sorry Now」ではエキゾ感もユニーク。「It's Alright With Me」もチャーミング。
エド・サリヴァン・ショウにも度々登場したイスラエル系のアメリカ人美人姉妹。英語で歌うアルバムに、キップのいいスイング盤があると気付いたのは最近でした。本作はその中でも最新の発見。ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」からのナンバーを英語で切れ味よく歌っています。このミュージカルからの人気曲「Matchmaker, Matchmaker」が極上の出来!
エド・サリヴァン・ショウにも度々登場したイスラエル系のアメリカ人美人姉妹。往年の日本人音楽ファン好みの声なのですが、ユダヤ語で歌うアルバムが多くて…と思っていましたら、語学に堪能な彼女たち。英語のアルバムも少なくないですし、本作のようにスペイン語のアルバムも残しています。ラテン情緒を大切にしながら「Quiet Nights, Quiet Stars」をスペイン語にしたB-1「Noches Quietas, Mi Cansion」には、ころっとやられてしまいました。※ラベルに黒マジックで×マークの書き込みあり。
アメリカ生まれのユダヤ系姉妹。ジュイッシュ・ポピュラーソングをヘブライ語で歌うかわいい姉妹という印象でしたが、彼女たちのキャリアにはこんな英語詞中心のアルバムもあります。しかも、それが最高ときてます。ノンヴィブラートで歯切れの良いハーモニーには、ある種のキュートさが。エキゾチックな「Never On Sunday」は彼女たちならでは!
”ホーダウン”とは、トラディショナル・フォーク〜マウンテン・ミュージックに良く見られるフィドルの奏法です。ヒルビリーやアパラチアン・マウンテン・ミュージックの編集盤で評価の高いカウンティ・レーベルの60年代の新録です。
男性5人組のフォーク・グループ。学生気分を残しながらも、プロデュースのニック・ヴェネットの技が加わっているためか、そこから数歩、先んじているグループです。ソフトにしてハイセンス。ちょっとしたリフのフレーズや、コーラス・ハーモニーなどに、同時代のフォーク・グループには見られない隠し味が濃厚です。ちょっとオドロキですね。米では高評価のフォーク・グループのひとつ。この時期はモノ盤の方がレア。
トム・アルドリーノ・セレクション。トムからのコメント「ブライアンが復帰して最初のアルバム。全曲最高だなんて言わないよ。でも「Had To Phone Ya」や「It’s OK」はチェックしておいて欲しい。そして、とりわけ素晴らしいのが彼らのヴァージョンの「Just Once In My Life」。大好きなんだ」ハイファイ・コメント:ブライアン・ウィルソンのレコーディング復帰、そしてオールディーズ・ブームに便乗した彼らのアメリカでの人気復活を祝うアルバム。「Had To Phone Ya」は、スプリングに提供した曲でした。